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小児矯正を始めるベストなタイミングはいつ?

美容の面でも歯並びに対する意識が高まってきた近年では、将来的にお子様の矯正を考えていらっしゃる親御さまも多いのではないでしょうか。小児矯正はどんな時期からでも始められますが、実は小児矯正にもさまざまな段階があり、各段階に特徴があります。

そもそも、いつ頃から治療を考え始めたらいいか分からない方もいらっしゃるかと思います。そこで今回は、小児矯正の流れと矯正治療を始めるタイミングについて解説いたします。

小児矯正はどのように進めるの?

小児矯正は、顎の骨などがまだ柔軟であるため、将来の歯並びに関わるトラブルを防ぐ効果が期待できます。子どもの成長に合わせて段階的に進められ、4つの段階に分かれています。
乳歯が生えている時期には、永久歯が綺麗に並ぶための下準備を行い、永久歯が生え揃った後に、本格的な歯並びの改善を目的とした治療を行います。具体的に各段階でどのような治療をするのか、詳しく見ていきましょう。

0期矯正

食事の基礎となる食育や口腔能力を高める活動を中心に、口内環境を整えていきます。「3歳までに虫歯になりやすさが決まる」と聞いたことがあるかもしれませんが、それは口腔環境が整うことで、虫歯の予防にもつながるためです。

Ⅰ期矯正(筋機能矯正)

乳歯が生え揃う時期に行われる予防的な矯正で、目安としては大体5~8歳頃とされています。早期のアプローチにより、将来的な歯並びや嚙み合わせの乱れを防ぐことを目指して実施されます。
口腔筋機能療法(MFT)は、筋機能矯正とも呼ばれ、舌や唇、口周りの筋肉の使い方を正しく軌道修正するトレーニングです。お口周りの筋肉を鍛えると、歯並びに良い影響を与えます。また、シリコン製のマウスピースを装着して顎の成長をサポートするだけでなく、指しゃぶりや口呼吸など、歯並びに悪影響となる癖を治すこともできます。

Ⅰ期矯正

8~12歳頃になると、永久歯と乳歯が混在する混合歯列期に入り、Ⅰ期矯正の対象となります。顎が正しく成長するように促し、成人矯正移行時の抜歯リスクを低減したり、簡単な治療で済むようにすることを目標にしています。着脱式の床矯正装置や透明のマウスピース「インビザラインファースト」など、色々な装置を使用します。

Ⅱ期矯正

永久歯が生えそろったら、歯並びや噛み合わせを本格的に整えるⅡ期矯正に進みます。永久歯は12歳以降に生えそろうことが多く、成人矯正と同じワイヤー矯正やマウスピース矯正装置などを使い、より精密に歯並びを並べることを目的としています。

どのタイミングで小児矯正を始めるべき?

小児矯正を始めるのに最適な時期は、お子様の歯並びや顎の成長の状態によって異なります。「何歳がベスト」と一概に断定することは難しいため、気になる場合は早めに矯正専門医に相談、矯正の開始時期と治療計画を立てるようにしましょう。相談するタイミングは、乳歯が生え揃う3歳頃がおすすめです。

まとめ

小児矯正は「乳歯が抜けて永久歯に生え変わる」段階を経て進められます。お子様の歯並びや顎の状態は1人1人異なるため、矯正を始めるのに適したタイミングも違います。

矯正を始める時期を決めるためには、矯正歯科医師を受診し、治療計画を立てることが重要です。将来的にお子様の歯並びを綺麗にしたい、矯正を始める最適な時期が知りたい、という方は、ぜひ当院にご相談ください。

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