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子どもの歯は、生後8ヶ月くらいから生え始め、3歳くらいまでには乳歯列が完成します。全部で20本の乳歯が生えそろったときに「うちの子、歯並びが悪いかも?」と感じることがあるかもしれませんが、まずは慌てず、当院までご相談ください。子どもの歯並びというのは完成していない部分が多く、それがそのまま永久歯列になるわけではありません。そこで今回は、子どもの歯並びの乱れについてわかりやすく解説します。
乳歯の歯並びの特徴としては、まず“すき間が多い”点が挙げられます。一般的には“すきっ歯”と呼ばれる歯並びで、それだけを見ると不安に感じてしまいますよね。けれども、乳歯列にすき間があるケースは、大きな問題に発展しないことが多いです。なぜなら、これから生えてくる永久歯は、乳歯よりも大きく、生えてくる本数も多いからです。そのため、乳歯列に適度なすき間がある場合は、永久歯に生え変わったときに歯並びが良くなりやすいといえます。
すき間のない乳歯列は要注意
逆に、乳歯列のすき間がまったくない、あるいはスペース不足でデコボコに並んでいる場合は要注意です。乳歯の歯並びの状態で、スペースに余裕がないということは、永久歯にとってさらなるスペース不足を招くことになりかねません。そうしたケースでは、小児矯正を適切な時期に受けることが推奨されます。永久歯に生え変わるとき歯並びが自然と良くなる可能性は極めて低いです。
歯並びの乱れの多くは、土台である顎の骨に問題があります。顎の骨が小さいと歯を並べるためのスペースは不足しますよね。また、上下の顎の骨の位置関係やサイズのアンバランスがあることでも、さまざまな歯並び・かみ合わせの異常をもたらします。それだけに、小児矯正によって顎の骨の発育を正常にコントロールすることは、将来的な歯並びの問題まで解決することにつながるといえるのです。
上でも述べたように、子どもの歯並びは、大人の歯に生え変わる際に自然と良くなることがあります。その逆もまた然りです。一見すると完璧な歯並びに見えても、永久歯に生え変わる過程でその状態が乱れていく可能性も十分にあり得るのです。もちろん、乳歯列が美しく、そのまま理想に近い永久歯列へと移行することも珍しくありませんので、矯正が必要になるかはあくまでケースバイケースです。その判断は専門家である歯科医師でなければ下せないのです。
骨格的な異常は早期治療が必要
骨格的な異常で「受け口」の症状が認められる場合は、早期治療が必要となりやすいです。3~4歳の時点であきらかに顎がしゃくれている、下顎が突出している場合は、早期に診断を受けておくことがすすめられます。適切な時期を逃すと、矯正による効果が得られにくくなります。
このように、乳歯は永久歯に生え変わるときに歯並びが良くなることがありますが、積極的な矯正治療が必要になることもあります。そのため、子どもの歯並びの異常が気になる場合は、まず歯医者さんに相談しましょう。その上で、経過を見るか、治療を行うかを決めていくことが大切です。
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